僕と”G”との最初の出会い｜女性用風俗・女性向け風俗なら【東京秘密基地本店】

5/20 00:24 UP!

僕と”G”との最初の出会い

これは僕が東京で暮らし始めた頃の話だ。
荷解きの最中にふと床に置いてあったガムテープを取ろうとした時の事。ガムテープの輪っかの中で何かうごめいているのが見える。黒いボディに長い触覚。生理的に受け付けない見た目に僕は瞬時に理解した。これが"G"であると。
これが僕と"G"との最初の出会いである。
トイレットペーパーホルダーの上でくつろぐG。
部屋を舞うG。
設置した罠に引っ掛かった大量のG。
上京してくる前は一度も遭遇した事がなく、滅多にいるものではないと思っていたのだがまず最初の1ヶ月の段階で何体と遭遇したことか。
僕のアパートだけが異常なのかとも思ったがどうやら違うみたいだ。通っていた学校でも状況は変わらない。
教室に入って天井の角を見渡せば高確率でそいつはいる。
本当に東京は恐ろしい所だと痛感した。
人も確かに多いがそれ以上に"G"の方が多いのではないだろうか？
父親が東京に遊びに来た際に「Gが横断歩道を渡っていた」と言っていたのは今でも覚えている。